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よくわかる北朝鮮旅行2016年5月 by 神谷奏六

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北朝鮮の観光スポット:平壌高麗ホテルの最上階にある回転展望ラウンジに行ってみる

北朝鮮旅行に行った日本人のほとんどが泊まることになる平壌高麗ホテルの最上階(44階)には、回転展望ラウンジがあります。ここへ行ってみます。




北朝鮮人は回転するラウンジが大好きだそうです。
私たちが泊まった平壌高麗ホテルとは別にもう1カ所ある外国人向けのホテルである羊角島ホテルでも、最上階に回転ラウンジがあります。


私たちは羊角島の最上階の回転ラウンジも見に行ってみましたが、内装、ドリンク、見える景色ともに、平壌高麗ホテルの最上階のラウンジと同じでした。

きっと同じ人が設計したのだと思います。




ラウンジに入ると、たまに回転が止まっていることがあります。
おそらく節電だと思うのですが、お客さんが来ると回転しはじめてくれます。

でも、私たちが行ったのに回転させるのを忘れているときもあります。

その辺は社会主義国特有のテキトーさなのだと思います。


景色を見てみます。
こちらは昼に行った際の景色です。

方角で言うと北西のほう。煙を上げているのは火力発電所です。

私が調べた限りでは、2007年頃までの時点ではこの発電所は、燃料である石油が足りずに運転を取りやめていたそうですが、私たちが行った時点ではもくもくと煙を上げていました。


こちらは西の方です

カラフルな建物は1990年以降に建てられたものだそうです。

平壌は2000年代以降に(北朝鮮の歴史の中では)人口爆発があり、平壌市の住宅不足を解消するために、金正日、金正恩と2代続けて公共事業としてマンション建設に力を入れてきました。

だからほとんどの建物がカラフルです。


こちらは南西です。

左奥に見える一番高いいびつな形の建物がある地域が「未来科学者通り」です。

金正恩の代になって急激に力を入れ始めたのが、科学者の育成です。
その発展のために、いい家を建てて科学者をこの地域に住ませて、すぐ近くの科学技術殿堂での研究に集中させたり、ホテルを建てて学会などのイベントを強化したりしようとしています。

一番高い建物は、ホテルだそうです。


こちらは南です。

真下にあるのが、北朝鮮最大のターミナル駅である平壌駅です。
中国の北京から丹東を経由してやってくる国際列車もこの平壌駅へやってきます。

駅の左側がロータリーになっていますが、いまどき1国の首都の駅前とは思えない、車の少なさです。

北朝鮮で車に乗っているのは、朝鮮労働党の偉い人くらいなので、たまにそういう車と、あとはバスです。



こちらが、夜景です。

驚くべき、光の少なさです。
平壌市には200万人以上が住んでいますので、規模としては神戸市と大阪市の中間くらいの規模なのですが、それでこれです。


北朝鮮の電力不足を象徴していると思います。

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