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よくわかる北朝鮮旅行2016年5月 by 神谷奏六

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北朝鮮への出発駅 中国・丹東駅で出国審査する流れ

北朝鮮へいく方法は、空路であれば中国・北京か、中国・瀋陽からですが、陸路であれば、中国の北朝鮮との国境の街・丹東(ダンドン)市の丹東駅から国際特急列車で出国します。


駅前の毛沢東の銅像が目印です。


しかし、近くに寄ってみると入口らしい入口は1カ所しかないので、私たちはここで旅行代理店である大連富麗華国際旅行社の人を待ちます。


私たちは朝8:00に待ち合わせだったのですが、時間ぴったりに大連富麗華国際旅行社の人が現れて、声をかけてくれます。

北朝鮮のビザを取ってもらう際にこの代理店に写真を送っていたので、向こうは私たちのことをすぐわかったようでした。

鉄道のチケットとビザを受け取り、

「そこの荷物検査を抜けたら、2階へ行け。」

とカンタンな説明を受けて、解散です。

荷物検査は、念入りにやっているように見えて、警備員はけっこう適当でした。


荷物検査を通り抜けたあとの1階のスペースです。


基本、何が書いてあるのかわかりません。



乗客はけっこうたくさんいて、見た感じ、国内線にいく人が半分、国際線(北朝鮮行き)にいく人が半分くらいかと思います。



右に行くと国内線、奥の階段を上ると国際線です。


こっちは国内線ですので、間違えないように気をつけます。



この国内線、どこに行くのかと思って電光掲示板を見てみると・・・。


電車か行き先の案内ではなく、「社会主義の基本方針」みたいなことが書いてあります。

駅の構内の、しかも電光掲示板でこんなこと書く意味があるのか。


さて、2階へ向かうエスカレーターを上って右側、国際線の手荷物検査ゲートはこんな感じです。

このゲートで、荷物の重さを量られます。
列の後ろから、中国人が割り込もうと必死で攻勢を掛けてきます。

重さを量る機械の上にある私の荷物の上に、自分の荷物を置いてくる中国人もいました。
いや、そんなことしても、私の荷物の計量は重くなるかもしれないけど、自分のが軽くなるわけでもあるまいに・・・。

重さを量った結果、追加料金を取られるのか?と思いましたが、2人分の荷物くらいでは追加料金はかかりませんでした。


そのあと、出国審査ゲートへ向かいます。
ここでもぼーっとしていると、中国人がドンドン追い抜いて行きます。

追い抜かれないよう、列をキープしてようやく私たちの番になったと思ったら、カウンターに座っていた審査官から紙を渡されて、「あそこのカウンターでこれに記入してこい。」と。

最初から紙わたしてくれよ。

紙に書く内容は、パスポートナンバーとか、北朝鮮で泊まるホテルとか、よくあるカンタンなやつです。

青いカウンターで書いて、再度並びます。



再度カウンターの出国審査官のところへいくと、すんなり出国できます。

ただし、1点不安になることに・・・ここでパスポートを預かられます。

俺のパスポート・・・。


よく聞いてみると、乗車の際にホームで返してくれるそうです。
不安にかられながら、免税店をチェックして時間をつぶします。

8:00に丹東駅に入り、この時点で9:20くらいです。




免税店では、タバコの購入にチャレンジ。

レジの後ろ側にタバコが並んでいて、それを指差して購入する仕組みのようなので、棚のマルボロゴールドを指差すべく、列に並んでいると、ここでも後ろから中国人がどんどん列を追い越して行くので、追い越されないよう列をキープして、なんとか私の番に。

マルボロゴールドを指差すと、店員が紙切れをくれます。

この紙切れを持って、決済のレジで決済をしてくる必要があるとのこと。

こんどは決済のレジに並び、四たび中国人の追い越しに会いながら、なんとか決済。

別のメモをもって、マルボロの棚に行き、五たび中国人の追い越しに会いながら、なんとかマルボロを交換してもらい、ようやく待合所に戻ると、もう列車への乗車が始まっていました。


トイレだけ済ませて、急いで乗車。


電車に乗って、時計を見てみると、まだ9:40。

発車まで20分もあるじゃないか。


よく見てみると、一度電車に乗って、荷物だけおいて、駅のホームで中国人がゆっくりタバコを吸っている。

そんなことができたのか。
ということで、私も降りてタバコへ。


そんな中、忘れていた頃に、パスポートの返却が始まります。

公安?の人から順番に名前を呼ばれ、パスポートを受け取ったら再び車内へ。

この写真を撮った際に怒られました。

たいがいの国では公安や軍人の写真を撮ると怒られます。


ぼーっと電車の中で待っていると、10:05、わずか5分遅れで特急は出発です。


感想は・・・。
パスポート返って来てよかった。



ようやく北朝鮮へ出発です。



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