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よくわかる北朝鮮旅行2016年5月 by 神谷奏六

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丹東から平壌に行く特急電車を探検してみる

中国側の北朝鮮への入口の街・丹東(ダンドン)から平壌への特急電車の道のりは約7時間です。
この間、外を眺めたり、本を読んだりして過ごしますが、電車内を探検することもできます。


車両の寝台の部分は3段ベッドです。

1番下の段は少し天井が高くなっているのですが、真ん中の段と、一番上の段はかなり天井が低いので、大人の男性が普通にあぐらを書いて座ると頭がぶつかります。

これでは座って入国審査の書類もかけないので、1番下の段が知り合いの場合は1番下の段で座って書くか、通路にある椅子にすわって書くことになります。

この列車で旅慣れてそうな中国人は、道中も通路にある椅子に座ってくつろいでいます。

この椅子のところでは携帯の充電もできます。(携帯自体はつながりませんが。)

電車の中にいるのは、ほとんど中国人ですが、ごくたまに北朝鮮人がいます。

私たちの向かいのベッドにいたのは北朝鮮人でした。

ジャケットを羽織って、パーマをあてていたので、おそらく出身成分(北朝鮮の大きく3段階ある身分制度)は核心階層(一番上)と思われます。

国境を越えたタイミングで胸に金日成の顔写真入りのバッジをつけていました。


電車が進むにつれ、そとの景色も飽きて来るので、横になって本を読むか、寝て過ごすのがメインになります。

あと、途中の停車駅ではホームに降りてタバコを吸うことができます。
売り子が来る駅もあります。

旅慣れた中国人は、だいたい食べ物を持ち込んで電車の中で食べていますが、私たちは売り子から買う予定でした。

ところが、たまたまお菓子とジュースしか売っていない売り子にしか当たらなかったり、駅に止まった際に昼寝していたりして、行きの電車では買い物のチャンスを逃してしまいました。



その後、北朝鮮旅行中に、同じ電車で来た日本人旅行者に聞くと、実は食堂車があるとのことです。

ということで、帰りは食堂車に寄ってみました。


私たちが行ったのは昼過ぎくらいの時間だったのですが、どうも食堂車のスタッフの話によると、メニューはラーメンしかないとのこと。

しかたないのでラーメンを頼みました。


出て来たのは、もろ日本のカップラーメン。


味は普通でした。

電車の数少ない娯楽の時間はすぐ終わり、帰りも本を読んだり昼寝して過ごしました。

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