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よくわかる北朝鮮旅行2016年5月 by 神谷奏六

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北朝鮮の観光スポット 〜平壌の地下鉄に乗る〜

北朝鮮旅行で朝鮮国際旅行社が組んでくれるプランには「平壌の地下鉄に乗るというものがあります。これに行ってみます。



平壌市内には2本の地下鉄が走っています。


片方の路線は8駅、もう片方の路線は7駅で、交わる駅が乗換駅になっています。

運賃は距離関係なく、5円!
これは、今まで海外旅行で行った国の公共交通機関の運賃として、最安値です。

ちなみに、バスも同じ料金体系だそうです。


北朝鮮人の現地ガイドいわく、

「浅野ラッシュアワーは1〜2分に電車が来るが、めっちゃ混む。」

とのことでした。

それ、山手線並みじゃないか・・・と、思って、

「電車は何両なんですか?」

と聞いたら

「4両」

とのことでした。

・・・。
ラッシュアワーの首都の地下鉄で4両なら、そりゃ混むでしょう。


この地下鉄に乗車します。


1.駅に入る

平壌の地下鉄の入口は、めちゃくちゃ質素です。

まあ、どの国も地下鉄の駅の入口が派手ってあまりないかもしれませんが、それでもだいぶ、地味です。

広告がないからかもしれませんが。
知らなければ核シェルターの入口か?とでも思ってしまいそうです。


改札は意外にも自動改札です。


そして、改札を通り抜けるとエスカレーターでホームへ。

エスカレーターはかなりの長さですので、かなり深くに地下鉄の線路が掘られているようです。

私たちが地下鉄に乗ったのは午後16時頃だったと思いますが、かなりの人でした。

これなら確かに朝はかなりの混雑が予想されます。



2.ホームへ

ホームに行く途中に、路線図があります。

いや、切符売場に欲しかった。
(私たちはガイドが事前に切符を用意してくれていたので、切符購入で困ることはありませんでしたが。)


ホームへ降りると、ここもかなり気合いの入った内装をしています。

照明も豪華で、階段は北朝鮮によく見られる大理石です。

北朝鮮は大理石の他に、北朝鮮でよく取れる花崗岩の白い石も建物や通りによく使われています。
なので、外を歩くと、晴れた日は結構まぶしいです。


線路の脇にも絵画と彫刻画が張り巡らされています。

広告まみれの資本主義諸国の地下鉄よりは美しいことは間違いないと思います。

そして、金日成の絵も当然見守っています。




3.いざ、乗車

地下鉄に乗ると、内装は木目調のおしゃれな感じです。

当然ですが、広告はいっさいありません。


ただし、肖像画はあります。


基本的に騒いでいる人はいません。
なので、車内はすごくしずかで、かなり快適です。


いすが金属で少し固いかな、というくらいです。
でも、こういう車両は珍しくないですし、許容範囲内だと思います。(最大8駅ですし。)

そして、外国人はめちゃくちゃ見られます。
大人は見てみぬふりをしながらチラチラと、ところが子供は、露骨に珍しい物を見る目で、ずーっと見てきます。


なんのトラブルもなく、無事到着。

降りた駅のホームは肖像画ではなく、金の銅像でした。


駅の綺麗さは、景観と清潔さまで加味すると、アジアでは群を抜いていると思います。
(だから観光プランに地下鉄が入ったんだと思います。)

見どころは、電車の中で妙におとなしくしている平壌市民と、その外国人に対する反応、駅の綺麗さ、でしょうか。

北朝鮮の観光スポットの口コミはトリップアドバイザーでも調べられます。
世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」で北朝鮮観光地の口コミを見る
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