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よくわかる北朝鮮旅行2016年5月 by 神谷奏六

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より安い費用で北朝鮮旅行に行く方法 〜ツアー料金を下げる方法編〜

北朝鮮旅行にかかる費用で最も高額になる費用が、旅行代理店経由で申し込むツアー料金です。
私たちは中国にある大連富麗華国際旅行社という会社経由で申し込んだところ、ツアー料金は北朝鮮滞在5泊6日で1人176,000円でした。


ツアー料金をこれをより安くする方法について、まとめてみます。




1.日数を少なくする

日本人の北朝鮮旅行を取り扱う大連富麗華国際旅行社に、日数について、

「北朝鮮滞在日数について、だいたい何日以上くらい確保したらよいか?」

と問い合わせをしたところ

「3泊4日がオススメ」

だと言われました。



私たちがなぜ5泊6日にしたのかと言うと、関空⇔丹東の、行きと帰りの飛行機の曜日の選び方で、3〜4万円くらい航空券代で軽く料金が変わってしまうからです。

私たちは前後の予定の兼ね合いと、航空券が最も安くなる曜日を調べたところ、行きは水曜日に関空を出て木曜日に丹東に着く便、帰りは木曜日に丹東を出て木曜日中に関空に着く便が最も安いことがわかりました。

丹東への航空券の比較はコチラ

なので、金曜に平壌に入って、水曜に平壌を出る5泊6日の行程になりました。


旅行代理店がオススメする日程よりも2泊多く、訪問する観光スポットも多めに設定できたと思われますので、例えば5泊6日ではなく、3泊4日などにすると、より安いツアー料金になるものと思われます。

これは、安くする方法としては比較的確実かと思います。





2.訪問する行程を減らす

私たちが行ったツアーの訪問先の中には、現地で入場料を払うものがあります。

例えば、主体思想塔、平壌雑技(サーカス)、あとは今は祖国解放戦争勝利記念館は、事前に振り込んだツアー料金とは別に、現地で入場料を払います。

しかし、その他に訪問する費用がツアー料金に含まれている(と思われる)訪問先があり、そのような訪問先の場合は、訪問をなくしてもらうことでツアー料金が安くなる可能性はあると思います。

例えば、「平壌の地下鉄に乗ってみる」という行程があるのですが、この地下鉄の運賃はツアー料金に含まれているので、

「地下鉄に乗らなくてもいいので安くしてください。」

というのは通じる可能性があります。

(ただし、地下鉄の運賃は一律1人1回5円ですので、ここは5円引きとかはしてくれないと思いますが・・・。)

・・・まあ、地下鉄はあくまで「例えば」ですが、他にも観光施設の中で入場が有料で、行程を外すことで安くなる可能性があるものはあると思います。

例えば、別途専属でガイドが付く万景台(マンギョンデ)、板門店、西海(ソへ)ダム、青山里(チョンサンリ)共同農場などは、「行かないでいいので安くしてください。」のように伝えると安くなる・・・かもしれません。



3.食事を安いものにしてもらう

北朝鮮旅行では、到着した日の夜から、出発する日の朝まで、食事は全てレストランです。

朝食は全ての日で、宿泊している高麗ホテルのレストランで食べますが、昼と夜は名物料理の店に連れて行ってくれるのですが、この費用はツアー料金に含まれています。

なんてことはない普通の庶民料理のレストランに行く日もあるのですが、高級料理のレストランに行く日もあります。

例えば、高級料理の冷麺の名店(玉柳館(ぎょくりゅうかん)か西岡客(そうぜいかく)が有名)、焼き肉、開城の宮廷料理レストランなどは他の店と比べて高額と思われますので、「行かないでいいので安くしてください。」のように伝えると安くなる・・・かもしれません。




4.安いホテルをリクエストする

日本人が北朝鮮旅行に行った際に泊まるホテルは、ほぼ平壌高麗ホテルというホテルです。

北朝鮮に行ったことのある人の話やブログを聞いていても、日本人はほぼ100%、平壌高麗ホテルに泊まっています。

ところが、北朝鮮人の現地ガイドいわく、他にも外国人が泊まるホテルはあるそうです。

例えば、羊角島ホテルというホテルがあり、これも平壌高麗ホテルと同様、北朝鮮では最高級のホテルなのです。

現地ガイドいわく、この羊角島ホテルは日本人が泊まれないわけではなく、中国人や欧米人がロビーで騒いでいて日本人には不人気なので、日本人のツアーは高麗ホテルをお勧めしている、と言っていました。

また、過去羊角島ホテルに泊まった日本人も少ないですがいるようです。

なので、(高麗ホテルと羊角島ホテルのどちらが安いのかは知りませんが)、ツアーの申し込み時に、「もう少し安いホテルに変えてもらって、ツアー料金を安くしてもらうことはできますか?」のように交渉すれば、安くなる・・・かもしれません。




番外編.その他の小技

平壌高麗ホテルは基本的に2名1室、ベッドはシングルが2つあるツイン式です。

私たちはこのツインに2名で泊まりましたが、シングルを希望の場合1泊あたり7,000円追加になります。

もしシングルに泊まっていたら、5泊で1人あたりもう35,000円高くなっていたので、費用を抑えたい方で2人以上で行く方はツインを申し込むのがよいかと思います。




5.私たちは挑戦してはいないが、安くできる可能性がある方法


(1)単独行動で申し込むのではなく、団体ツアーに申し込む

私たちは2名で特に何の指定もなく申し込んだところ、1グループ(2名の客)に対して2人のガイド、1台のバス、1人の運転手が付き、行程も途中である程度の急なリクエストや変更もきいてもらうことができました。

また、私たちとは別に日本から1人で来ていた方も、1グループ(1人の客)に対して2人のガイド、1台のバス、1人の運転手がついていました。

私たちは確認していないのでわかりませんが、ネットなどで情報を探していると、これとは違って、中国人向けの団体ツアーに申し込むという方法があるという情報もあります。

現地に行ったら、団体で大型バスで移動している中国人もいたので、そのようなツアーもあるのだと思います。

そのようなツアーを探して申し込めば、もう少し安くなる可能性はあるかもしれません。



(2)相見積もりを取って、より安い費用を提案してくれる旅行代理店を探す

私たちは最初に見つけた旅行代理店が中国にある大連富麗華国際旅行社という旅行代理店でそのまま申し込みましたが、日本人の北朝鮮旅行を取り扱う旅行代理店は他にも何社かあります。

それらに問い合わせをし、同じ内容で提案をもらって、見積もりの一番安いところに申し込むなどすれば、もう少し安くなる可能性はあるかもしれません。

特に、日本の旅行代理店で中国人民元以外で決済をしている代理店の場合、中国人民元が安い時には中国の経由代理店のほうが安いかもしれませんが、人民元が高い時には、日本円か(例えば北朝鮮で普通に流通している)ユーロなどで決済している日本の代理店のほうが安い、などということが起こる・・・かもしれません。

北朝鮮旅行を取り扱う旅行代理店の選び方・問い合わせ方はコチラ



(3)中国にある朝鮮国際旅行社の支社に申し込む

私たちが申し込んだ大連富麗華国際旅行社という旅行会社はツアーの主催会社ではなく、旅行代理店です。

上記のリンク先にて紹介した会社も、全て「旅行代理店」ですので、おそらく取扱手数料を取っているものと思われます。

全ての旅行代理店は、ツアーの主催会社である北朝鮮国営の朝鮮国際旅行社への申し込みを手配してくれるのですが、この朝鮮国際旅行社は中国やロシアやドイツなどに「支店」を持っているそうです。

なので、「旅行代理店」ではなく、これらの「支店」を探し出し、そこへ申し込めば、安くなる可能性はあるかもしれません。
(ただし、私たちもネットで少し探してみたのですが、なかなか見つからなかったので、見つけられるかどうかは各自しだいです。)





6.ここは値段を下げられないであろうという点

ツアー料金にはガイド代、バス代が含まれていますが、北朝鮮旅行では1つの団体に付き最低2人のガイドがつき、専用車両で移動することに決まっていますので、ここは値下げできないものと思われます。

また、平壌への交通手段は飛行機か電車なのですが、この飛行機と電車は朝鮮国際旅行社か、あるいはその代理店以外には申し込みできませんので、安い便を取る、などはできないものと思われます。



結論ですが、いずれにしても確実性に欠けるのが残念なところです。
確実なのは、中国までの往復の航空券にかかる値段を下げる方法を調べるほうかと思います。

航空券を安く取るならDeNAトラベルがおすすめです。他より2〜5万円位は安いです。
日本から中国までの航空券比較はコチラ





北朝鮮旅行の情報はトリップアドバイザーでも調べられます。
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