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よくわかる北朝鮮旅行2016年5月 by 神谷奏六

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北朝鮮のホテルにチェックイン 〜平壌高麗ホテルは本当に高級ホテルか〜

私たちが泊まったホテルは「最高級ホテル」と現地ガイドに紹介された平壌高麗ホテルです。
北朝鮮の最高級がどれくらいのものか、チェックしたいと思います。



1.立地

平壌高麗ホテルは北朝鮮の主要な大通りの一つである蒼光通りに面しています。

ホテルを出てこの道を右に数百メートル行くともう平壌駅です。

静かな地域であり、金日成広場、主体思想塔、羊角島などの観光地にも近く、見晴らしも抜群。
立地は最高級と言ってもよいと思います。

ホテルの部屋からの眺め。ビルが建ち並ぶ中心地です。



2.施設とサービス

エントランス、驚くほど豪華です。

私も出張と海外旅行などで数えきれないほどのホテルに泊まってきましたが・・・それらと比べても施設のハード面は、高級だと思います。

フロントでは外国人には現地で使える人民元・ユーロ・米ドル・日本円の両替をしてくれます。北朝鮮人はここで北朝鮮ウォンも替えられるそうです。
傘も借りれました。

ホテルのフロントには世界時計も表示されていますが、だいぶ変な世界時計です。


平壌高麗ホテルのかなり変な世界時計をチェックしてみた記事はコチラ


地下1階〜2階にはレストランが、1階にはお菓子や飲み物や土産などの売店、バー、カフェが、地下にはプール、卓球、ビリヤード、スロット台が、二階には土産物店、ゴルフ練習場が、最上階(なんと44階です)には回転展望ラウンジがありました。

平壌高麗ホテルの回転展望ラウンジはコチラ

展望ラウンジが回転ってなんか最近あまりみないけど・・・とか、スロット台って1台しかないじゃん・・・、とかゴルフ練習場に置いてあるこのクラブ(フルセットあります)のブランド、ブリヂストンが1本あってあとは何この知らないブランド・・・とかはありますが、あくまでハードの豪華さと充実度でいうと、これ、本当に高級ホテルです。


施設面で難点と言えば、北朝鮮のどこに行っても同じなのですが、たまに電気が消えていて、私たちが通ると慌てて照明をつけたり、それも入れ忘れたり、そんなことがあります。

国際ジャーナリストの長谷川慶太郎氏の著書「朝鮮崩壊 米中のシナリオと日本」によると、北朝鮮より人口が少しだけ少ないオーストラリアでは、年間2400億キロワット発電するのに、北朝鮮ではその10%にも満たない200億キロワットしか発電できないそうです。

電力不足は本当に深刻な問題なのだと思います。

なので、北朝鮮ではホテルでも、レストランでも、売店でも、資料館でも、私たちが通るときに照明が点灯し、通り過ぎると照明が消えます。

これは北朝鮮のどこに行っても徹底されています。

でも、例えば日本によくある人が近づいたら動き出すエスカレーターとか、そんなのはないので、ホテルでは滞在中に「止まっているエスカレーターに近づいたらエスカレーターが動き出した」というのが1回、「止まっているエスカレーターに近づいてもエスカレーターが動かなかった」というのが1回ありました。

手動ということです。

なので、施設面はハードは高級と言っていいですが、そこまで加味すると・・・貧しい国感が出ていることは間違いありません。




3.部屋とアメニティ

部屋はかなりの広さです。

通路とは別に、一番大きい寝室と、いすとテーブルがある縁側みたいなスペース、バスルームからなっています。



寝室は大きめのベッド2台、クローゼットや収納スペースも充実しています。
テレビは大画面ですし、ポット、冷蔵庫などの備品も充実しています。
足りない備品と言えば、Wi-fiくらいですが、それはこの国では当然です。



バスルームは、かなり広いです。


トイレもゆっくりできます。

シャワーはお湯もしっかり出て、勢いもあります。

よくあるお湯を適温にするのにめんどくさいタイプではなくお湯と水の蛇口をひねる、非常に使いやすいタイプです。
北朝鮮で数少ない日本製製品、TOTOです。

アメニティは、歯ブラシ、歯磨き粉、バスタオル、フェイスタオル、浴用タオル、リンスインシャンプー、ボディーソープ、石けん、くし、うがい用コップ。



これ、普通に高級ホテルですし、途上国のホテルとしてはこれに関してはパーフェクト以上ではないでしょうか?



外国人が泊まるホテルはこの平壌高麗ホテルの他にもう一つ、羊角島(ようかくとう)ホテルというホテルがあります。

「羊角島ホテルは地下にカジノがあったりして騒がしいので、欧米人や中国人に人気。日本人には高麗ホテルがオススメ」とガイドが説明していました。

実際に私が事前に調べた情報では、平壌高麗ホテル以外に泊まっている日本人はいませんでしたし、北朝鮮滞在中にいた日本人は私たち以外に4組いたそうですが、全て平壌高麗ホテルでした。

なので、特にリクエストをしなければこの平壌高麗ホテルに泊まることになります。
そして、品質については(たまに停電してて少し不気味、という点を除けば)何も心配しなくてよいと言えるでしょう。


ちなみに、私たちにつくガイドさんは、私たちがこのホテルに滞在している期間中は全てこのホテルに泊まりますが、フロアが異なります。

私たちの部屋は3チャンネルくらいあった北朝鮮のチャンネルの他に、NHKワールドなどの海外のテレビが見れますが、ガイドさんたちの部屋では見れないそうです。


ホテルで荷物を置き、一休みしたら晩ご飯を食べ、バーで追加のビールを飲みつつガイドさんに今回の行程の説明と、お楽しみ・ガイドさんによる「北朝鮮における禁止事項」の説明タイムです。


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