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よくわかる北朝鮮旅行2016年5月 by 神谷奏六

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【まとめ】北朝鮮の平壌郊外(南浦、開城、板門店)の観光スポットまとめ

北朝鮮で、平壌以外の地域にある観光スポットのまとめです。


1.南浦の観光スポット


(1)ラドン温泉の龍岡温泉へ行く

北朝鮮の主要な港湾都市であり、有名な温泉地域である南浦(ナンポ)市には、龍岡(ビョンガン)温泉という温泉地があります。

ここはラドンの温泉で、ガイド曰く、世界トップ3に入るラドン温泉だそうです。

部屋にラドン温泉がついたコテージのような宿に泊まります。


南浦市・龍岡温泉のラドン温泉の解説とレポートはコチラ



(2)ハマグリのガソリン焼きを食べる

南浦は港湾都市ですので、海産物が有名です。

中でも有名なのがハマグリのガソリン焼きです。
石の上にハマグリを並べて、ガソリンをかけて焼き、バーベキューのようにその場で食べます。

ハマグリのガソリン焼きの食レポはコチラ


(3)西海ダムへ行く

水害続きだった北朝鮮を救うべく、金正日自らの指示で建てられたという、壮大な西海(ソへ)ダムを見学に行きます。


西海ダムのレポートと解説はコチラ


(4)青山里共同農場へ行く

朝鮮戦争後の北朝鮮の農業の立ち直り、その後の北朝鮮の悪夢の飢饉、さらにその後のあまり知られていない農業復活の舞台である青山里(チョンサンリ)共同農場を見学できます。


青山里共同農場のレポートと解説はコチラ




2.軍事境界線に行く

南北の軍事境界線は、北緯38度線の前後に引かれていて、軍事境界線の南北それぞれ2kmは非武装地帯とされています。

この軍事境界線上にある、南北の話し合いの場である板門店を見に行きます。

板門店には韓国側からも入れるのですが、韓国側からは「ここから先は何があっても自己責任で行きます。」という宣誓書にサインをさせられるのですが、北朝鮮側からは、あっさり入れます。


(1)軍事停戦委員会本会議場、停戦協定調印場へ行く

約3年間の朝鮮戦争のうち2年近くにわたって停戦協定を結ぶ話し合いが行われていた、その場所を見学します。

こちらは軍事境界線の北側にあるので、韓国からは入れません。


朝鮮戦争と停戦協定交渉の歴史が紹介されていて、こちらもかなり偏っていますので、日本に帰国したら答え合わせが楽しみです。


(2)板門店に行く

朝鮮戦争後の南北の話し合いの場である板門店(はんもんてん)の軍事休戦委員会本会議場を見に行きます。


軍事境界線の上に、軍事境界線を挟んで向かい合えって座れるようにテーブルがあり、向かい合って座ります。


この写真の一番手前のいすから向こうは韓国です。

板門店、軍事休戦委員会本会議場、休戦協定場のレポート・解説まとめはコチラ




3.開城に行く

高麗時代の都である、開城(ケソン)に行きます。


(1)世界遺産の寺院群を見る

開城には、世界遺産である高麗時代の寺院群があります。
(当時の建物の多くは朝鮮戦争で消失していて、今のものはほとんど復元だそうです。)



平日でも、あちらこちらで結婚式を挙げています。


世界遺産の街・開城の解説・レポートはコチラ



(2)開城工業地域を車から眺める

今の北朝鮮の肝いりの政策の一つである、「工場誘致で外貨獲得」の一番の場所である、経済特区の開城工業地域を車から眺めます。



国際ジャーナリストである長谷川慶太郎氏の著書「朝鮮崩壊 米中のシナリオと日本」によると、この開城工業地域は、先代の金正日時代の2004年に、韓国の現代財閥主導で開発されたそうです。

この地域は、海外企業の進出の縛りを特別にゆるくしていて、人件費が北朝鮮の3倍にもなる韓国を中心に、海外企業が工場を進出させており、57,000人ほどが働いているそうです。

日本からは紳士服のAOKIが進出していたことがあるそうです。




他にも金剛山と、金剛山にある国際親善展覧館、善覧寺などに行く予定でしたが、これも旅疲れのためキャンセルしました。

各スポットの説明は、追って追加していきます。

北朝鮮の観光スポットの口コミはトリップアドバイザーでも調べられます。
世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」で北朝鮮観光地の口コミを見る
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